【中学受験国語】対比の構造をつかむ読解法

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中学受験国語では説明文や随筆、小説、詩の問題が出題されますが、説明文は必ずと言っても過言ではないほど出題されます。

説明文を解くときに意識すると解きやすくなる文章の構造に対比があります。

今回は、対比構造について例文を解説しながら詳しく説明していきたいと思います。

対比とは?

対比とは、何かと何かを比べて片方は〜、一方もう片方は〜という表現です。

今は〜だが昔は〜だった。他の動物は〜だが人間は〜である。などのように比べたいときに対比が用いられます。

しかし、実際の中学入試の国語ではこんなに簡単に対比だと分かる文章は少ないです。対比を意識して文章を読まないと対比だと気づくことはできません。普段から対比を意識して文章を読むようにしましょう。

では、具体的に例文を読んで対比の理解を深めましょう。

対比を使った例題

次の文章を読んでください。

気候変動は、気温および気象パターンの長期的な変化である。これらの変化は太陽周期の変化によるものなど、自然現象もあるが、1800年代以降は主に人間活動が気候変動を引き起こしており、その主な原因は、化石燃料(石炭、石油、ガスなど)の燃焼である。

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC: Intergovernmental Panel on Climate Change)は、第三次報告書では人間が気候変動に影響を及ぼしている可能性について説明していたが、第六次人間活動による温暖化には「疑う余地がない」という表現をしている。極端現象(大雨・猛暑等)の増加にも人間活動の影響が現れていると述べている。

気候変動についてもう一度危機意識を持つべきではなかろうか?

この文章に対比構造が含まれていることは分かりましたか?

例文の解説

第一次報告書では可能性についての説明である。しかし、第六次報告書では疑う余地がないという説明である。

このように対比構造が含まれています。かなり分かりやすく対比構造が見て取れますが、中学入試ではこれよりも長い文章から対比の部分を意識して読み取っていかなくてはなりません。

毎日文章を読みながら対比構造を説明する練習をやってみてください。それだけでも国語の成績は上がります。

まとめ

対比について今回は説明しました。すぐに対比構造を意識できるようになることは大変だと思います。

少しずつ時間をかけて対比構造を読み解く目を養ってください。

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